私たちが秋田を元気にします! NPO法人 秋田21女性の会






NPO法人 秋田21女性の会

発足から現在までの活動|社会市民活動への貢献

■秋田21女性の会 発足から現在までの活動

〇21世紀を目前にした平成12年11月1日、女性の自立と社会貢献を目指して13名のメンバーで発足。現在は23名。21世紀は女性の時代と言われており、その名の通り「秋田21女性の会」と名付けた。

〇翌13年に秋田県のハーモニーネットに登録。毎月定例会を行いハーモニーネットからいただく情報を元に勉強のつもりで出来るだけの催しに参加をしてきました。

〇活動の柱となるものは・・
1.社会・地域市民活動
2.環境・くらし
3.教育・子供
4.交流

このような中で平成15年には県教育委員会の後援をいただき児童文学作家の漆原智良先生を迎えて「本ってこんなにおもしろい!!」の講演会を遊学舎で開催。大盛況で終えることが出来ました。

〇また今日までボランティアとして老健施設4ケ所、小学校3校、公民館3ケ所の読み聞かせもやり続けており、この活動も平行して今後も行ってまいります。

〇約5年間の勉強期間を終え自分たちのテーマを持って活動しょうということになり、相談の結果「観光」と決定。当時、国でも観光立国を目指しヴイジットジャパンをかかげ、秋田県としても観光立県を宣言した時期と一致しました。女性や観光客ならではの目線で秋田の素晴らしい観光と資源を今一度再発見していきたい、そして県民の意識改革を促しながらそれを県に提言していこうという思いで「ディスカバー秋田エッ!!」と名付けました。
今まで歩いた所は小安峡・横手かまくら・白神山地そして男鹿半島などです。白神山地に参りました折、私たちは白神山地を観光地ととらえていたのですが、今日パネラーでおいでいただいている井出さんよりお話を伺い、又現地を見た時その考えが一変したのです。素晴らしい環境は保護されなければならない。そのような中で魅力ある観光地としてどう観光客を呼び寄せ経済効果をはかっていくのか、そのためにはたくさんの課題があるということを感じたのです。まだまだ途中ではありますが今回のこのイベントは県への提言の第一段階ということで開催させていただきました。

■アンケートに書かれた意見の中から
たくさんの貴重なご意見をいただきました。それを大きく4つに分類してみました。

(1)交通アクセス編
・道路標識が少ない
・案内もアクセスも不親切。特に鉄道・バスが不便
・一本運を間違えると県民でも迷う。県外の人はもっと迷うと思う
(このような意見が26件)

そんな中で「鹿角の道路は整備されていて桜の花、チューリップ、スミレ、コスモス等四季折々の香りがあって走っていても気持ちがいい」との意見もありホッとしました。

(2)サービス編
・米どころなのにご飯がまずい
・サービスが悪い
・料金が高い
・笑顔が足りない
(このような意見が13件)

「プロが選ぶ日本のホテル旅館100選」で秋田県は、もてなし部門98位、料理部門85位でした。ちなみに山形県は上位にランクしています。

その他の意見として
・秋田には「本当に素晴らしい接待をしてもらった!」といえる場所が他に比べて絶対的に少ない
・県外の人に「行ってみたい!」と思わせる「物語性」や「一つの世界」のようなものを作るためにも、その入り口となるサイトを増やすべき。観光業界はもっと努力が必要!
・地元の人は何とも思わないものでも都会の人は喜ぶものは意 外と多いと思う。秋田にはそんな観光資源が多い。訪れる人の立場にたった演出などがあればよい。やり方次第でどうにでもなる。

(3)PR編【PR不足が44件】
・秋田には明るいイメージがあり、色にたとえると空色・水色であり民謡ひとつとってもリズムはテンポが速く歌詞も明るい。気分が軽く楽しくなる。観光地もいっばいあるが宣伝が非常に下手である。
・例えば「ふるさと通信」を発行し全国の県出身者にPRしてはどうか。
・雪下ろしツアーや田植えツアーなど都会の方々に宿泊していただき親子・リタイヤ組等楽しんで地域起しに一役を!
・全国のテレビにもっとアピールを!

(4)観光課および観光業界に要望
・観光資源もさることながら、それをブランドにする力が足りない
・自由に出入りできる観光課窓口のような所があって情報がわかる所があればいい。秋田特有の場所を開放してほしい。(黒沢家とか)
・秋田の場合なにをするにも腰が重く継続性がない。改良しながら続けていく体力が必要
・秋田にはたくさん名所があるので関係者はもっと県民の声を聞いてほしい
・日本一の高齢県は自信を持って高齢者を呼べるツアーを!県内名所めぐりツアーがあればいい。酒・米・桜など代表するものがたくさんあるのに観光に結びつかない。
・米どころ秋田なのに観光地のご飯がまずい!そこに行かなければ食べられないものがあるなど、特徴を出す努力が足りない。相変わらず待っているだけの殿様商売な感じがする。
・バスとか交通機関を利用して東京のはとバスのようにコース別に見学できたらいい
・点々とある観光地をどう線で結んで行きやすくなるかを検してほしい(他5件)
・雪の秋田をフル活用して観光スポットを考えて!
・広い土地を利用してテーマパークを作ってほしい。県外から人を呼び込む観光開発を!
・天候が悪い冬期間など身近に行ける観光スポットがあればいい。観光地に自ら誘客の努力を!
・秋田市近郊に気軽に出掛けられる家族・子供・若者などが楽しめるレジャースポットがあればいい(他15件)
・秋田県内には観光地が多くありますが、十和田湖や白神を青森といい田沢湖を岩手といい鳥海山を山形という。わが秋田のアピールが足りないのでは?だと思う。

何度もオリンピック選手として参加している外国の方のインタビューで「一番印象に残っている開催地は日本の長野です。それは、どこに行っても人々の真心が伝わってきた。忘れられないオリンピックでした」との声を聞きました。

※このように一人一人の心に残る忘れられない思い出を刻んでいただく、そのために何が出来るか知恵を絞り挑戦していくことがもっと必要だと思います。
ある人が「ないものねだり」ではなく「あるもの探し」という話をされていました。まさにこれが私達の「ディスカバー秋田エッ!」のテーマです。秋田の観光の発展のために、今後微力ながら私たちもお力にならせていただければと思っております。
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